絆・遺伝子

書道仲間の花さんの日記へのコメントっす。

娘さんのお習字指導を続けるべきかどうか?
これからどう導けばいいか?

という内容ですた。

—-ここから—–
経験上の話です。かなり偏ってますが・・・・一言。

親子の信頼関係は予想以上に深~い。
花さんが、書道楽しんでいればそれで大丈夫。
どんな接し方しても、気持ちは伝わると思います。
子供は怖いぐらい、親の本質を見抜くんですな。

おらの親父は書道バカ。
小さいころはかなりやらされますた。めんどくさかったなぁ。
日曜日、仮面ライダーみれなくて涙泣き顔
でも賞をとると、嬉しかった(これ結構大切?)。
そして今また「書」の世界にどっぷりだす。

自分の子供3人も同様。
「なんで書がねげねーの?」
なんて何回言われたことか。回答はいつも
「亀井さんちの子供だがらだ。残念だったね。文句あっか?」
こんだけ。かなり理不尽。

結果、3人まったく「書」とは無関係の人生歩んでいます。
でも、良いにつけ悪いにつけ、みんな「書」でつながってます。
そして、おらが書をやっている限りこの繋がりは続くでしょう。
—-ここまで—-

書道に限らず、
伝統とか文化とかは、
携わっているものが、単純に「好き」「楽しい」と感じ続けている限り
継承されるもので、それを失ったときに、途絶えるのかも。

つらいとか、つまらないとか、無駄だとか
はたまた、良いとか、スゴイとかの世間の評価を気にしだすと
危険なのかもね。

生活かがってっから、そうも言ってられんけどね。